無指向性回転式レーダー反射器

【発明の目的】

本製品は、小型船舶安全規則(昭和49年運輸省令第36号)第84条の3に規定されている小型船舶に備付けが義務づけられている航海用レーダー反射器を目標として開発しました。
本製品は、日本をはじめ世界27ヶ国に特許出願済みです。

航海船舶は、海難事故防止の為、また遭難捜索を容易にする為、反射器を装備することが望まれますが特に日本の場合は、当局の指定する輻輳海域または航路を夜間航行する小型船舶には装着が義務付けられております。

本製品は、手狭な小型船舶を配慮し組立分解構造で、しかも小型軽量化を図り、装着作業並びに運搬の簡便さを目標にコンパクトな設計にしました。

この基本理念をもとに、レーダー有効断面積の最大効率と安全性を求めて開発したのがこの独創的な回転式レーダーリフレクターです。更に海面反射による障害並びに波高障害を排除するため、伸縮自在の専用サポートポールを備え、海面より高い位置にリフレクターを設置し、レーダーによる捕捉をより確実にしました。特にレーダーで捕捉しにくいFRP製のプレジャーボート、小型漁船等に最適です。

これらの施策により、レーダーによる捕捉は確実性を増し、海難事故の防止また遭難時の捜索に大いに貢献出来ることと期待されます。

【物品概要】

本製品は、ローターバー、反射パネル、サポートポール並びに取り付け金具より構成されています。

①ローターバー
ローターバーは、アルマイト加工されたアルミ管を使用し、所定位置に反射パネル並びにサポートポールを差し込む溝穴が設けられており、リフレクター組立分解の主要部品です。

②反射パネル
反射パネルは、ポリプロピレン樹脂の中空体構造、軽量で耐水、耐油、耐薬品、耐衝撃性に強く弾力性があります。この反射パネルの表面にアルミフィルムを蒸着し、反射パネルを形成しています。
このコーナーリフレクターは、4分円形の8面型構造になっています。反射パネルは、円形パネル1セット半円形パネル4セットより構成され、ローターバーに設けられた溝穴に各販社パネルが3立体交差するよう所定箇所に差し込み、プラスチック製のホックで止めることにより組立完了します。
組立て、分解が極めて簡便で、各パーツはコンパクトに収納でき、運搬も容易です。

③サポートポール
アルマイト加工したアルミ単管です。
伸縮ポールの操作方法は、手動式2段伸縮です。(特注品)
新造船の場合は、当初より設計に組み込めば、ブリッジでのワンタッチ操作が可能です。電動型の駆動はモーターになります。

④取付け金具
ポールの固定金具は、ステンレス製のネジ締め2ヶ所止めとなります。いずれの場合も取付け、取り外しは簡単です。

【取引事例】

2002年 関西国際空港建設事務所
2004年 国立極地研究所(南極)

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